皮膚外科
皮膚外科? 聞き慣れない科目名だと思います。
皮膚外科という皮膚科の手術と他の外科の手術の違いは、皮膚外科の対象疾患は病気の部位が体の表面にあるため、キズが残る可能性があるということです。
皮膚癌を摘出したら、取り終えた皮膚にくぼみができた状態になり、心身ともにそのままでは日常生活に支障がでることもあります。
そのようなキズ跡を気にされる方も多いです。
当院の皮膚外科診療
いいそらヒフ科クリニックの皮膚外科診療は、手術痕を最小限にするなど受診される患者様の身体はもちろん、お気持ちの上でも低侵襲(負担の少ないこと)な治療法をご提案しております。
対象疾患
- アテローム
- 径2-3cm程度の皮膚食、もしくは淡青色の境界明瞭な皮膚腫瘍で、中央に小さな穴を伴うことがある。感染を起こすと、炎症を伴い、痛く、急速に増大する。巨大化すると悪性化の可能性はある。
- 脂肪腫
- 脂肪細胞が塊を成した腫瘍。発育は緩徐で悪性化はないが、邪魔になる場合は手術にて治療する。
- 色素性母斑(ほくろ)
- 悪性化は1万分の1程度であるが、足底、手掌の7mmを超えるほくろは悪性化の可能性が高まるため、手術することが好ましい。
- 基底細胞癌
- 最も頻度の高い、高齢者の顔面に出現する悪性腫瘍。転移などの心配はほとんどないが、潰瘍化したり、感染を起こすなどの弊害を伴うため、手術することが好ましい。
- 陥入爪
- 爪の側縁部が皮膚に食い込み炎症を引き起こす。小さい靴や、深爪が原因である。手術治療を行うこともあるが、最近ではワイヤー法や、VHO法が治療の主流。